自覚がない男性

ひどい記者会見を見た。

いろいろひどかった。目も当てられなかった。なんだあの人。

思うところは多々ある。多々あるのだけど、正直に言うと、そのなかには「恐れ」もある。

「自分もあんな自覚のない男性になるのではないか」というのが、ずっと怖いのだ。

45歳を過ぎた中年男性となってから特にそう思う。周りに何も言われず、言われても理解できない。自覚できないまま差別を撒き散らし、他者への尊重をないがしろにする。そんな男性になるのではないかと。

そして、実はその萌芽が既に自分の中にあったり、めきめきと芽生えているのかもしれない。それも自覚がないので、気づけていないのではないかと。

そんなことはないよう意識しているつもりだけど、それはあくまで「つもり」であって、自分では外から観察することができない。それが怖い。怖いけど意識を保ち続けるしかない。学び、改め、アップデートするしかない(それも「つもり」でしかないかもしれない)

なんというか、ゾンビになったら殺してほしい、という気持ちに近い。みんなどうしているのだろう。怖くないのだろうか。

……

……こういうことを書くと「そんなことないですよ」と言われるのを待っているみたいで嫌になるし、そう書くと「そんなことないですよと言われるのを待つのは甘えだとちゃんと自覚していますよ」というアピールになってしまう。げんなりする。

じゃぁ書かなきゃいいのに書きたくなってしまった。これも「自覚がない人」への一歩なのかもしれない。ゾンビになりかけている。死。今そこにある危機。

「あいつはひどい。自分は違う」で、終わらせることができない。